2023年10月に聖路加国際病院にて、無痛分娩で第一子を出産しました!
こちらの記事では、陣痛開始から出産までの流れや、無痛分娩での痛みはどのくらいあったのかなどを中心にレポートしております。
また、無痛分娩を経験しての感想なども最後にまとめているので、これから出産の予定がある方、無痛分娩を検討中の方へ参考になる情報を届けられたら幸いです。
Contents
無痛分娩を選んだ理由
無痛分娩を選択される方も増えてきていると思いますが、私の場合は以下の3つの理由で無痛分娩を選択しました!
①両親が働いている関係で里帰りをしないので、産後の回復をできる限り早めたかった
②痛みに弱く、医療の力で痛みを軽減できるなら単純に頼りたかった
③長年の不妊治療で、辛い思いを沢山しており、出来れば体やメンタルの負担を軽減したかった
分娩方法に正解はないと考えており、無痛分娩のリスクなどの説明を医師から聞いた上で
各家庭で話し合った上で決めてみると良いのではと思います。
陣痛開始から出産までの流れ、初産の分娩時間は?
もしかしたら、この出産が人生で最初で最後かもしれないと思い、細かく記録を取りました。
出産前日からの記録になります!また、私の場合は、陣痛開始から約1日かけての出産となりました!
出産日前日
10:30
陣痛に繋がりやすいと言われている「舟漕ぎ体操」を約10分ほど行う
14:00
なんとなく、下腹部に痛みが出てくる
16:00
前駆陣痛っぽい痛みが出てきたが、ウォーキングに行ってみようと思い
買い物がてら2時間ほど歩く
18:00
なんとなく早めにお風呂に入った方がよい気がしていつもより早くお風呂へ
19:00
痛みが少し強くなってきて間隔を測り始めたら、不規則だがこれまでの前駆陣痛とは違う気配を感じる
20:00
一応病院に連絡し、間隔が10分をきったらまた連絡してと言われる
22:00
痛みが強くなってきて、間隔が10分を切ったりすることもあったが、15分あくこともあり、
判断がつかず、まだしばらく耐える
23:00
いよいよ10分を切る間隔で陣痛が来るようになったが、ギリギリまで自宅で過ごしたかったので、夫に病院に行くことを伝え、
陣痛の合間で荷物の最終チェックをする
出産日当日
1:00
陣痛が6分間隔になり、かなり痛みも出てきたので病院に連絡して、来てくださいとなったので
登録しておいた陣痛タクシーを呼ぶ
2:10
病院到着!!
内診をしたら、子宮口3㎝で入院確定
2:30
LDR室に案内され、着替えをする(陣痛から分娩まで同じお部屋で過ごすことができる病院でした)
3:00
初産のため、産まれるまでは時間がかかる想定で、一旦、夫は帰宅!入院の時点で、早くて午前中には出てくるかなーと言われてました。
子宮口が3センチ開いていたので、すぐに麻酔を入れてもいいよと言われてましたが、もう少し耐えてから麻酔した方が波に乗れそうな気がして、そのまま麻酔を入れずに耐える。
この時点の痛みは、もちろん痛いですが、立ったまま、机に手をついてゆっくり息を
吐くと耐えられるくらいの痛みでした!
後は、Youtubeで学んだ姿勢をするとかなり痛みは軽減されました!
4:00
助産師さんに腰をさすってもらいながら引き続き陣痛に耐える
5:30
痛みが強くなってきて、内診してもらうと、子宮口が4センチ!耐えられないくらいの痛みになったので麻酔をお願いしました。
6:00
麻酔科の先生登場!体を丸めて、陣痛の合間を見て、麻酔の処置をしてもらう。針を入れる注射が痛いと聞いてましたが、私は全然大丈夫でした!
6:30
痛みが徐々になくなってきて、寝ずに病院にきたので、眠さが襲ってきてうとうとし始める
7:00
痛みがほぼゼロになり、助産師さんに眠れる時に寝ていた方が良いと指導を受け、眠りにつく!
(麻酔の力にびっくりしました)
8:30
2人の助産師さんに内診してもらい、子宮口が6㎝までひらいたのを確認!尿道カテーテルをして、排尿。
麻酔が効いていたので、管を入れる時の痛みもゼロでした!
夜勤の助産師さんとお別れの挨拶!
9:00
朝食!麻酔をしている間は固形物はNGで具無しのお味噌汁や10倍粥みたいなものなど
ほぼ液体だけのご飯で、あまり食欲もなかったので味噌汁だけ飲みました!
10:00
特に進捗はなく、そのままお産が進むのを仮眠を取りながら待つ
11:00
となりのお部屋から、オラウータンの雄叫びみたいな声が聞こえて起きる!!
もの凄い痛そうで、なぜか、私が泣きそうになる
11:30
再び内診してもらうが、子宮口の変化がないので、誘発の話が出る
12:30
先生から誘発の説明を受ける
13:00
誘発開始!
15:30
誘発の効果が効いてきて、子宮口が8㎝に!
17:00
誘発の関係か、痛みが出てきてしまい、伝えると、強めの麻酔をすぐに追加してくれました。
17:30
陣痛の間隔が2分くらいまで短くなり、陣痛の強さもモニターを見る限りはかなり上がってきてました!
18:00
子宮口は開いてきたが、赤ちゃんが上手く下がってきてないということで姿勢を横向きに変える。
横向きだと、麻酔を超えた痛みが襲ってきて、かなり痛い、、、この姿勢のまま30分頑張りましょうと言われ頑張って耐える!
19:00
ここにきてメンタルの限界が、、、入院の時点で午前中には産まれそうと言われて、自分の中ではこんなに時間がかかると思っていなかったので、麻酔を超える痛みとの戦いと、いつ出てくるか分からない不安で涙が出てきてしまい、泣きじゃくる!
19:30
子宮口は全開となるが、赤ちゃんの頭が挟まって出てこず、麻酔が効きづらい部分に挟まっていたため、痛みのピークが!!!
20:00
痛みが凄すぎて、1,2分毎にやってくる陣痛に必死に耐える、、、疲れきった状態で、この痛みに耐えられず、もう無理ですーーー!
お腹切ってくださいと騒ぎ出す!!が、赤ちゃんは元気だからそれは出来ないと言われ、励まされながら、いきむ練習の開始
20:10
いきむのOKのサインが出て、助産師さんの掛け声に合わせて最後の力を振り絞っていきむが、いきむ部分は麻酔が効いているので、間隔がイマイチ分からない
でも、この最中も頭が挟まっているから足の付け根の部分が激痛!!
20:15
頭は見えてきたよー!!あと数回いきめば出てくるよーと言われる
20:18
最後の力を振り絞って、必死にいきみ、
ついに誕生!!!!
どぅるん!!と出てくる感覚は分かりました!!
陣痛開始から約1日かけてのお産となり、やっと会えた感動と無事に生まれてきてくれたことの感謝、子宮口全開から襲ってきた激痛からの解放された安堵感、、、
色んな感情が爆発してました!!
赤ちゃんの産声を聞いてホッとして、少し放心状態となり、落ち着いてから、会陰切開について確認したら
少し切りましたと、、、
綺麗に縫うから安心してねーと言われ、麻酔が効いているので痛みはなかったです。
20:40
立ち会いはしなかったので、処置を受けながら夫に産まれた連絡!
赤ちゃんの状態のチェックが完了してカンガルーケアをしたり写真を撮ったりして、約2時間ほどLDR室で休みました。
以上となります!
無痛分娩でも痛みはあったか?
レポートの中でも少し書きましたが、私の場合は無痛分娩でも痛みがあるタイミングがありました。
麻酔を開始して、約30分後には陣痛中なのを忘れてしまうくらい無痛の状態になり、かなり助けられた時間もありましたが、促進剤を使って、人工的に陣痛を強めた時や、最後、赤ちゃんの頭が挟まってしまって中々出て来れない状態の時に、麻酔が効きづらいところに痛みが出てしまいました。
ただ、間違いなく言えるのは、全体的にかなり痛みは軽減されたと感じています!
無痛分娩後の体の様子
出産を終えて、約2時間くらいはまだ麻酔が効いている状態だったのですが、LDR室から入院するお部屋に移動する前に尿を出してみましょうと指導を受け、トイレに行きましたが、間隔がイマイチ戻って来ずで、自力で尿を出すことが出来ませんでした。
麻酔中はカテーテルから排尿していた関係で、感覚を取り戻すまでに時間がかかるケースがあるようです。
私の場合は、翌日も感覚が戻らずで、カテーテルを繋ぎっぱなしの状態が続き、痛みなどはないのですが、不自由な状態で地味に辛かったです。
出産を終えての感想
初めての出産となり、出産前には色んな方の出産レポートをYouTubeだったりSNS、ブログなどでみてましたが、やはり、同じお産は一つもないですね!
初産だったので、時間がかかることは覚悟していましたが、約1日かけての出産となり、
我が子に会えた時は感動!!!というよりは、やっと終わった〜という安堵感の方が上回ってましたww
ただ、出産を終えて、落ち着いて我が子を見るととっても可愛らしくて、やっと会えたことの嬉しさはこれまでの人生では経験したことのない最上級の嬉さが爆発していました!
この子が我が家に産まれてきて良かったと思ってもらえるように精一杯、母業を頑張りたいと思います!
また、出産をした聖路加国際病院についてですが、サポート体制がとても手厚く、迅速な処置やお産のサポートをしていただき、とても感謝しています。
医師や助産師の人数も多く、分娩中は頻繁に様子を見にきて下さったり、入院中もナースコールをするとすぐに駆けつけてくれてとても快適な入院生活を送ることが出来ました!!
もし、また授かることが出来たらまた聖路加国際病院にお世話になりたいと考えています。
長くなりましたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
次回の記事では出産費用や検診の費用などもまとめてUPする予定です。聖路加国際病院での出産を検討されている方へ参考になれば幸いです。